ピアニスト 松本和将氏による、
待望のレクチャー&コンサートシリーズ第4弾!
ロシアの名高いピアノ作品を取り上げます。コンサートやCDで聴くことはあっても、実際にはどうやって演奏をしたら良いか、またどのように解釈をしたら良いか迷う事が多いロシア作品。その演奏法については、まだまだ未知数です。
このシリーズでは、松本和将氏とその謎に迫っていきます。また、2回のレクチャーで取り上げた曲目は、コンサートでもお楽しみ頂けます!
【レクチャー】
第1回 2018年9月21日(金) 10:30~12:30
♪チャイコフスキー 「四季」「ドゥムカ」「ピアノ協奏曲」
ピアノ協奏曲、世間では難曲のように思われていますが、弾くということだけを考えれば、僕にとっては最も練習のいらない協奏曲です。最初に弾いた時はものすごく難しかったはずなのですが、いつの間にか簡単な位置づけの曲になっていました。チャイコフスキーの奏法が身に付いたのと、ちょっとしたコツのようなことがわかってきたんだと思います。この曲で苦しんでいる人も沢山いらっしゃると思うので、その助けになればと思います。
松本和将
PROFILE
松本 和将 Kazumasa Matsumoto(ピアノ)
幼い頃よりピアノに目覚め、高校在学中に「ホロヴィッツ国際ピアノコンクール」第3位など、国内外のコンクールで上位入賞。1998年19歳で「第67回日本音楽コンクール」優勝。併せて増沢賞はじめ、全賞を受賞。2001年ブゾーニ国際ピアノコンクール第4位、2003年エリーザベト王妃国際音楽コンクール第5位入賞。これまでにプラハ交響楽団、プラハフィル、ベルギー国立オーケストラ、読売日響、日本フィル、新日本フィル、東京交響楽団、東京フィルなど、多くのオーケストラと共演。2009年から3年連続のオールショパンプログラム全国ツアーを行い、2016年より「松本和将の世界音楽遺産」と名付けたリサイタルシリーズを開始。室内楽にも積極的に取り組み、イザベル・ファウスト、前橋汀子、宮本文昭など多くの名演奏家と共演。2010年より上里はな子、向井航とピアノトリオを結成し、2012年には東京、京都、広島を始めとする6都市で全国ツアーを行い、2016年には京都フィルとベートーヴェンの三重協奏曲を共演。これまでに2枚のレコード芸術特選盤(「展覧会の絵」「後期ロマン派名曲集」)を含む18枚のCDをリリース。東京芸術大学非常勤講師(2008~2012)、くらしき作陽大学特任准教授、名古屋音大ピアノ演奏家コース特任准教授として、後進の指導にもあたっている。
公式HP:http://www.kaz-matsumoto.com
公式ブログ:http://www.kaz-matsumoto.cocolog-nifty.com
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