PROGRAM
ショパン/バラード 第1番 ト短調 Op. 23
バラード 第2番 ヘ長調 Op. 38
バラード 第3番 変イ長調 Op. 47
バラード 第4番 へ短調 Op. 52
ドビュッシー/前奏曲集 第2集 (全12曲)
サン=サーンス/6つの練習曲Op.110より No. 6トッカータ
ルルー/DENSE…ENGLOUTI…
ドビュッシーの前奏曲の思い出に包まれて(2011)
※曲目・曲順が変更になる場合がございます。
~プログラムに寄せて~
ショパンのピアノ曲には至る所にヴィルトォージティと詩情が溢れており、そこに多大な影響を受け、絵画的に表現したドビュッシー。ショパンが紡いだ音楽から斬新で華麗なフランス近代、現代音楽へ。その系譜をこのリサイタルで感じていただければ嬉しいです。
深見まどか
PROFILE
深見 まどか
東京藝術大学音楽学部付属音楽高等学校、同大学音楽学部を経て渡仏。パリ国立高等音楽院修士課程において3つの科(ピアノ、古楽フォルテピアノ、室内楽)全てを審査員満場一致の首席で卒業。仏国立学術団体アカデミーフランセーズより奨学金助成を受ける。ベルギー・エリザベート王妃音楽大学のアーティスト・イン・レジデンスも務めた。パリ・エコールノルマル音楽院コンサーティストディプロマ取得。ソリストとしてシャンゼリゼ劇場、サルコルトーなどの主要ホールで演奏し、ベルギー国立ワロニー管、パリ室内管、芸大フィル、フランス・パドルー管、ポルト国立管、モロッコフィル等のオーケストラと共演。来シーズンにはドイツの名門アンサンブル・モデルンとの共演を予定。フィガロジャポン、モーストリークラシック、月刊ピアノなどの特集記事で紹介されており、ソロリサイタルの模様はラジオフランスやベルギー国営RTBFラジオにてヨーロッパ全土に放送された。ポルト市、ロン=ティボーやブゾーニなど数々の国際コンクールに入賞。ワルシャワ・ショパン国際ピアノコンクールディプロマ。2012年度青山音楽賞新人賞受賞。 現在はパリで後進の指導に当たりながら、日 本とヨーロッパ各地で演奏活動を行う。今秋、フランスのレーベルからドビュッシー12の練習曲/ラヴェル鏡のアルバムがリリースされ、その後はリスト、ブゾーニのアルバムと世界初録音を含むエルサン、ルルーなどの現代音楽アルバムがiTunesなどで先行配信される予定。これまでにピアノを椿久美子、戎洋子、林佳勲、田村安佐子、角野裕、東誠三、上田晴子、ジョ ルジュ・プルデルマシェ、マリアン・リビツ キー、菅野潤、ミシェル・ベロフ、アブデル・ラーマ ン・エル=バシャ、マリア・ジョアン・ピリス 各氏に、フォルテピアノをパトリック・コーエン、 室内楽をイタマール・ ゴラン、各氏に師事。