ショパンは1831年パリ に移り、上流社会のサロンで活動の場を広げ時代の寵児となりました。 6歳年上の作家ジョル ジュ・サンドとの生活で心身共に充実し、輝かしい傑作が生み出されたのです。
聴く者の心に訴える音楽は 何度接しても新たな発見に溢れています。
円熟期の作品をお楽しみ頂けましたら幸いに存じます。
津田 真理
夜想曲 第9番 Op.32-1
華麗なる大円舞曲 Op.34-1
前奏曲「雨だれ」Op.28より
スケルツォ 第2番 Op.31
夜想曲 第13番 Op.48-1
ポロネーズ 第5番 Op.44
PROFILE
津田 真理 Mari Tsuda
東京生まれ。桐朋女子高校・桐朋学園大学で学ぶ。その間、三浦浩、三浦捷子、林秀光各氏に師事し、全日本学生音楽 コンクール第一位となる。同大学一年在学中にオーストリア政府の奨学金を受け、ザルツブルグのモーツァルテウム音楽院に留学、ハ ンス・ライグラフ氏に師事。1983年第34回ヴィオッティ国際コンクール(イタリア)にて満場一致の第一位、及び特賞を 獲得。その後ヨーロッパ各地でリサイタルを行い、数々の音楽祭に招かれた。1986年 ボルドー音楽祭(フランス)で金メダルを受賞、同年モーツァルテウム音楽院を最優秀で卒業。その後、フランス・パリのエコール・ ノルマル音楽院にて、ジェルメーヌ・ムニエ氏に師事して研鑚を重ね、1989年 帰国。以来、リサイタルでの活躍や、オーケストラとの共演を重ねる。CD録 音でも幅広く活躍。近年は、聴衆との対話を大切にしたコンサートにも力を入れており、解説をまじえたレクチャーコンサートを数多 く行っている。
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