第1部 ブラームスの心
第2部 ペダルの使い方
*ブラームス:6つのピアノ小品 作品118 より 第1番、 第2番、 第3番、 第5番
ワルツ作品39 より 第15番
☆当日は、楽譜をご用意ください。
今峰由香 PROFILE
2002年、弱冠32歳の若さで、ドイツの名門、ミュンヘン国立音楽大学ピアノ科教授に就任した気鋭のピアニスト。国際講習会の講師として招聘されるなど、後進の指導に力を注ぐ傍ら、国内外のコンクールの審査員を勤めるなど、ヨーロッパを中心に多方面の活動を行っている。関西学院大学文学部卒業後、ミュンヘン国立音楽大学に入学。94年最優秀の成績で卒業。ドイツ学術交流会(DAAD)奨学生として同大学院マイスタークラスで学び、96年修了。また、ローマのサンタ・チェチェリア音楽院にてさらに研鑽を積む。93年シューベルト国際コンクール(ドイツ・ドルトムント)で優勝、これを機にヨーロッパでの演奏活動が始まる。イタリア、カリアリでのエンノ・ポリーノ国際ピアノコンクール、スペイン、ハエン国際コンクールで入賞、96年には、イタリア、アレッサンドロ・カサグラン デ国際コンクールで第1位、97年スイス、チューリッヒにおけるゲザ・アンダ国際コンクール第3位入賞など、数々の国際コンクールで成功を収める。ヨーロッパを中心とした各地でのリサイタル、主要フェスティバルに招待されるなど、活発な演奏活動を行う。そのブリリアントなテクニックとインスピレーションに満ちた繊細な演奏で、多くの聴衆を魅了し、ヨーロッパ各新聞でも絶賛されている。また、彼女の演奏会やCD録音はヨーロッパ各地のテレビ、ラジオ等でも放送され、シューベルト、ラベルのピアノソロ作品のCDでは、高い評価を得ている。2016年には日本のLIVE NOTES レーベルより『今峰由香 プレイズ ベートーヴェン』をリリース。レコード芸術特選盤に選ばれるなど新聞・音楽誌上で絶賛を博している。