PROGRAM
ベートーヴェン :モーツァルトの『魔笛』から「恋人か女房があればいいが」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 Op.66
ベートーヴェン :チェロソナタ 第2番 ト短調 作品5-2
シューマン :アダージォとアレグロ 変イ長調 作品70
ラフマニノフ :チェロソナタ ト短調 作品19
※曲目は一部変更になる場合がございます。
PROFILE
宮下 朋樹 Tomoki Miyashita (ピアノ)
ソリストとして1998年に東京、宝塚、ザルツブルグでデビュー(ベートーヴェン後期ピアノソナタ 作品109,110,111)。以降、数多くのソロリサイタルを開催し、神経の行き届いた緻密な構成力や抒情性、ドラマティックな高揚感、豊かな音楽性等が各誌で評価されて来た。ベートーヴェンの作品では、ピアノソナタ(2001年~2010年)、ヴァイオリンソナタ(2011年~2016年)の全曲演奏会を開催。ピアノデュオやアンサンブルでの演奏のほか、管弦楽作品の鍵盤楽器奏者としてオーケストラにしばしば客演している。桐朋学園大学卒業、同学研究科修了。ドイツ国立ハノーヴァー音楽大学、オーストリア国立ザルツブルグモーツァルテウム音楽大学で学び、修士課程修了。オスログリーグ国際コンクールで特別賞、ABC新人オーディション入選、宝塚ベガ音楽コンクール第2位。中島和彦、石川治子、志村泉、西川秀人、伊達純、クリストフ・リースケ、アイナル・ステーン=ノックレベルクの各氏に師事。日本ピアノ教育連盟関西支部主催による講演では3回にわたりベートーヴェンのピアノソナタを取り上げ、好評を得ている(「ベートーヴェン初期ピアノソナタの世界」「傑作の森と女性たち」「ベートーヴェンと東洋思想」)。2003年より関西で教職に就き、現在武庫川女子大学准教授、神戸女学院大学講師。
ホームページ http://tomoki-miyashita4570.jimdo.com
海野 幹雄 Mikio Unno (チェロ)
バロック、古典、ロマン派から現代音楽までと非常に広いレパートリーを持ち、ソロ、アンサンブル、全国の各オーケストラへ首席奏者として客演、小学校等へのアウトリーチ活動、また編曲や指揮も行うなど、幅広いジャンルで高い評価を得ているマルチなチェリスト。音楽一家に生まれ、14歳より母にチェロの手ほどきをうける。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園ディプロマコース修了。近年ではソロ活動も積極的で、2014年にはベートーヴェンの残した「チェロを含む二重奏曲」全10曲を1日で演奏するという企画を成功させ、音楽の友誌上で「覇気と情熱と、そして冷静沈着な洞察力を兼ね備えたチェリスト」と絶賛された。2015年には、神奈川フィルとドヴォルザークのチェロ協奏曲を共演、2016年にはバッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を成功させ話題を呼んだ。2017年には10回記念リサイタルを開催、多くの仲間に支えられ大成功を収めた。また2009年より毎月横浜市イギリス館で開催しているサロンコンサート「Salon de violoncello」は90回を迎えようとしており、好評を得ている。(財) 地域創造主催事業「公共ホール音楽活性化事業」登録アーティスト。ピアノトリオ海(Meer)、室内オーケストラARCUS(アルクス)、作曲家・新垣隆とのデュオ「ORIGO」等多くのアンサンブル団体に所属。NPO法人「ハマのJACK」理事。アルバムに「海野幹雄playsシューマン」がある。
オフィシャルホームページ:http://mikio-unno.com/