内容 |
ピアノリサイタル
エヴァ・ポブウォツカ Ewa Poblocka
PROGRAM
シューベルト:即興曲 変イ長調 Op.142-2
メンデルスゾーン:無言歌集より
シューマン:子供の情景 Op.15
ショパン:2つのポロネーズ Op.40
2つのノクターン Op.27
4つのマズルカ Op.24
ポロネーズ 第5番 嬰へ短調 op.44
PROFILE エヴァ・ポブウォツカ Ewa Poblocka
第10回ショパン国際ピアノコンクールで第5位入賞。同時にマズルカ賞も受賞。1977年ヴィオッティ国際コンクール優勝、1979年ボルドー国際コンクール優勝。1981年現在のグダニスク音楽院を首席で卒業。ハンブルクの大学院でコンラート・ハンゼンに師事の後、ルドルフ・ケーレル、タチアナ・ニコラーエワ、マルタ・アルゲリッチ等に師事。これまでに世界各地の主要コンサートホールにおいて公演を行うほか、ロンドン響、バイエルン放送響等オーケストラ・指揮者と多数共演。室内楽でも熟達している。バロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、ドイツ・Grammophon、Polski Nagrania、CD Accord、Beartonなどから50作品以上リリースされているCDの多くは賞を受賞し批評家からの高い評価を得ている。最近ではカワイSK-EXで録音をしたNIFCレーベルのCD「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」が、グラムフォンマガジンおよびレコード芸術で特選盤に選ばれている。
優れた教育者としても知られており、現在はポーランド国立ビドゴシチ音楽アカデミーで指導にあたる。日本でも過去に東京藝術大学、名古屋芸術大学にて客員教授を務めた。世界各地でマスタークラスを実施するほか、ショパン国際ピアノコンクール(2005, 2015,2021)、ルービンシュタイン国際ピアノコンクール(2021)、浜松国際ピアノコンクール(2012)など多くの主要国際ピアノコンクールの審査員も務めている。
最近では執筆も意欲的に取り組み、著書「Forte-piano」を2021年に出版。2018年頃からはJ.S.バッハの音楽にフォーカスした活動が多く、ポーランドでのラジオにて「Start with Bach」「Bach’s Cases」2つの番組が放送されたほか、平均律クラヴィーア曲集CD録音の完結、ロンドン・ウィグモアホールでのバッハリサイタルシリーズ2021~22などを予定している。
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