日本ショパン協会 第271回例会 多胡光夏 ピアノリサイタル

PROGRAM

モーツァルト：
ロンド 二長調 作品485
幻想曲 ニ短調 作品397
ソナタ ト長調 作品283
デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 二長調 作品573

ショパン：
バラード（全曲）
第1番ト短調 作品23
第2番 ヘ長調 作品38
第3番 変イ長調 作品47
第4番 ヘ短調 作品52

※曲目は一部変更になる場合がございます。
 

～Pianist Message～

私がショパンの音楽に出会ったのは、小学校二年生のとき。ワルツ遺作イ短調でした。今まで感じたことのない、胸が締めつけられるような感覚に、わけもなく涙があふれてきたことを思い出します。モーツァルトの天真爛漫な響き、ショパンのリリックなバラードの世界、大好きな二人の作曲家の音楽を大切に紡いでゆきたいです。「いつかショパンのバラード全曲で演奏会を開きたい・・・」ずっと温めてきた憧憬を胸に、聴いて下さる方々の心に響くよう演奏したいと存じます。多胡光夏

PROFILE

多胡 光夏　たご●ひろか

東京藝術大学音楽学部附属音楽高校、同大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。国立ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学大学院ソリスト課程を満場一致の最優秀の成績で修了。これまでに、弘中馨子、山上明美、今井顕、植田克己、青柳晋、ボリス・ベクテレフ、ロルフ・プラッゲの各氏に師事。そのほかピオトル・パレチニ、ジャン＝マルク・ルイサダ、パーヴェル・ギリロフ、アキレス・デル＝ヴィーニュなど各氏の薫陶を受ける。ピティナピアノコンペティションC級金賞、全日本学生音楽コンクール中学校の部大阪大会第１位、Jr.ジーナバックアウァー国際コンクール特別賞など、国内外のコンクールに入賞のほか、アメリカ、ポーランド、イタリア、オーストリア、ドイツ、スペインにて数多くの演奏会に出演。モーツァルテウムシンフォニーオーケストラとショパンピアノ協奏曲第２番を協演、高い評価を得る。現在日本とヨーロッパを拠点に演奏活動を行っている。

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