PROGRAM
ベートーヴェン :ヘンデル「ユダ・マカベウス」の「見よ、勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 ト長調 WoO45
ベートーヴェン :チェロ・ソナタ 第1番 ヘ長調 作品5-1
シューマン :幻想小曲集 作品73
ブラームス :チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 作品38
※曲目は一部変更になる場合がございます。
PROFILE
宮下 朋樹 Tomoki Miyashita (ピアノ)
ソリストとして1998年のデビュー(ベートーヴェンピアノソナタ 作品109,110,111)以降、数多くのリサイタルを開催。神経の行き届いた緻密な構成力や抒情性、ドラマティックな高揚感、豊かな音楽性等が各誌で評価されて来た。妻である宮下彩子と行った2015年のピアノデュオリサイタルでは、妻の闘病からの復帰に向けて力を合わせ、深い信頼の反映された演奏が共感を呼んだ。オーケストラ作品の鍵盤楽器奏者として、関西の交響楽団にしばしば客演。ベートーヴェンの作品では、ピアノソナタとヴァイオリンソナタの全曲演奏会を成し遂げ、今回チェロとピアノのための作品で新たな境地を開く。桐朋学園大学卒業、同学研究科修了。ハノーヴァー音楽大学、ザルツブルグモーツァルテウム音楽大学で学び、修士課程修了。オスログリーグ国際コンクールで特別賞、ABC新人コンサート入選、宝塚ベガ音楽コンクール第2位。日本ピアノ教育連盟関西支部主催による講演でも好評を得ている(「ベートーヴェン初期ピアノソナタの世界」「傑作の森と女性たち」「ベートーヴェンと東洋思想」)。日本ピアノ教育連盟関西支部運営委員、日本演奏連盟、日本ショパン協会会員。武庫川女子大学准教授、神戸女学院大学講師。
ホームページ http://tomoki-miyashita4570.jimdo.com
海野 幹雄 Mikio Unno (チェロ)
バロック、古典、ロマン派から現代音楽までと非常に広いレパートリーを持ち、ソロ、アンサンブル、全国の各オーケストラへ首席奏者として客演、小学校等へのアウトリーチ活動、また編曲や指揮も行うなど、幅広いジャンルで高い評価を得ているマルチなチェリスト。音楽一家に生まれ、14歳より母にチェロの手ほどきをうける。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園ディプロマコース修了。2008年より毎年、東京文化会館や銀座王子ホールにてソロリサイタルを開催。2014年には、ベートーヴェンの残した「チェロを含む二重奏曲」全10曲を1日で演奏するという企画を成功させ、音楽の友誌上で「覇気と情熱と、そして冷静沈着な洞察力を兼ね備えたチェリスト」と絶賛された。2016年にはバッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を成功させ話題を呼んだ。また2009年より毎月横浜市イギリス館で開催しているサロンコンサート「Salon de violoncello」は既に70回を超え、好評を得ている。近年では(財) 地域創造主催事業「公共ホール音楽活性化事業」登録アーティストとしても活躍の場を広げている。2015年には、神奈川フィルとドヴォルザークのチェロ協奏曲を共演し成功を収めた。トリオ海(Meer)、室内オーケストラARCUS(アルクス)等多くのアンサンブル団体に所属。NPO法人「ハマのJACK」理事。アルバムに「海野幹雄playsシューマン」がある。
オフィシャルホームページ:http://mikio-unno.com/