日時 |
2016年11月30日(水)
10:00~12:00 |
会場 |
カワイ名古屋コンサートサロン「ブーレ」
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チケット |
- 一般
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3,500円
- 会員(カワイスコアメンバー・PTNA・JPTA・ショパン協会・Miyoshi Net・愛知ピアノ研究会・ギロック協会)
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3,000円
- カワイ音楽研究会
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2,500円
- 学生
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1,000円
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出演 |
松本 和将(まつもと かずまさ)(ピアノ) |
内容 |
芸術的練習曲を読み解く! ピアニスト 松本和将先生が演奏を交えて解説
ショパン エチュード 作品25より 第7番・第8番・第9番「蝶々」・第10番・第11番「木枯らし」・第12番「大洋」
ショパンのエチュードについて…
ショパンはエチュード1曲ごとに、テクニック課題を1つに絞って演奏者に分析させることを要求しています。
そして練習曲でありながらも、全てが「常に音楽に浸っている」のです。
ショパンは機械的なエクササイズや魂のない練習を提示することは決してありません。
彼のエチュードの中では、悲しさ・闘争心、あるいは幸せ・反逆的…など、際限なく変化に富んだ表現が示され、
「愛する楽器と親交を深めつつ」「芸術的感性を磨き」「人間の魂のさまざまなニュアンスを表現する」ことができるのです。
ですから、テクニックと言っても、‘機械的な’エクササイズとは程遠いのです。
音の先にあるものを読み取ることができるなら、ショパンが「芸術とテクニックを分け隔てることはできない」ことを
証明してくれているのがわかります。
そして、そこからショパンが送ってくれている次のメッセージに気が付くのです。
― テクニックの難しい課題を、決してテクニックのために勉強しないでください。
それらが《芸術》となるために練習するのです。
そして難しい課題の解決法は、それらが含まれている音楽の中にあるのだということを、いつも思っていてください ―
(『パスカル・ドゥヴァイヨンのショパン・エチュードの作り方作品25』(音楽之友社)より抜粋・要約)
【 コンサート 開催 】
11/29(火)18:30~ ピアニストの本業お見逃しなく!
ご来場の方は本セミナーの受講料が500円引き★
講師: 松本和将 先生 MATSUMOTO KAZUMASA プロフィール
幼い頃よりピアノに目覚め、高校在学中に「ホロヴィッツ国際ピアノコンクール」第3位など、国内外のコンクールで上位入賞。1998年19歳で
「第67回日本音楽コンクール」優勝。併せて増沢賞はじめ、全賞を受賞。2001年ブゾーニ国際ピアノコンクール第4位、2003年エリーザベト
王妃国際音楽コンクール第5位入賞。これまでにプラハ交響楽団、プラハフィル、ベルギー国立オーケストラ、読売日響、日本フィル、新日
本フィル、東京交響楽団、東京フィルなど、多くのオーケストラと共演。2010年より上里はな子、向井航とピアノトリオを結成し、2012年には東
京、京都、広島を始めとする6都市で全国ツアーを行う。ソロでは2009年から3年連続のオールショパンプログラム全国ツアーを行う。
ビクターエンターテインメントより9枚、タクトミュージックより5枚のCDをリリース、「後期ロマン派名曲集」はレコード芸術で特選盤に選ばれる。
またトリオの「チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲“偉大なる芸術家の思い出に”」、上里はな子とのデュオ「フランク、グリーグ:ヴァイオリンソナ
タ」も好評を博している。東京芸術大学非常勤講師(2008~2012)、くらしき作陽大学特任准教授として、後進の指導にもあたっている。
谷口厚子、芦田田鶴子、故中島和彦、角野裕、御木本澄子、パスカル・ドヴァイヨンに師事。岡山県芸術特別顕賞、倉敷市芸術文化栄誉
章、福武文化奨励賞、マルセン文化賞、エネルギア音楽賞受賞。多彩な輝きを放ち続けるピアニストとして、観客はもちろん、世界中の演奏
家達からも注目を集めている。
公式HP:http://www.kaz-matsumoto.com 公式ブログ:http://www.kaz-matsumoto.cocolog-nifty.com
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お問い合わせ |
カワイ名古屋 / TEL : 052-962-3939 MAIL : nagoya-shop@kawai.co.jp
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イベント分類 |
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