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菊地裕介 J.S.バッハ平均律第1巻 1番~6番 演奏の為の分析と解釈・演奏法(名古屋)

菊地裕介 J.S.バッハ平均律第1巻 1番~6番 演奏の為の分析と解釈・演奏法(名古屋)

日時 2017年2月8日(水)    
10:00~12:30
会場 カワイ名古屋コンサートサロン「ブーレ」 map
チケット
学生
1,000円 受付終了
カワイ音楽研究会
2,500円 受付終了
会員(カワイスコアメンバー、ピティナ、教育連盟、ショパン協会、Miyoshi Net)
3,000円 受付終了
一般
3,500円 受付終了
出演 菊地 裕介(ピアノ)
内容 ★バッハの演奏に必要な正しい様式感、調性
★バッハ演奏におけるタッチについて
★バッハのリズムとアーティキュレーション
について、ピアニストとしての観点から、演奏を交えながら解説していただきます。

バッハの時代の鍵盤楽器といえば、クラヴィコード・チェンバロ・オルガンであって、
ピアノという楽器は存在しませんでした。
そのことから、バッハの作品のピアノによる演奏については、種々様々な問題が提
起されてきています。
「平均律クラヴィーア曲集」も多くの方が必ず勉強するものですが、確固とした指針
を持たないまま音符を並べても、それだけでは演奏になりません。
ピアノで演奏するということは、そこに新しい解釈と新しい演奏方法
つまり旋律をレガートに、あるいはスタッカートに弾くこと、
ダイナミック(強弱)について、ペダルの使用について、楽曲の演奏について…
より綿密な配慮に基づく新しい演奏法が必要となってきます。
『平均律クラヴィーア曲集第1巻』(園田高弘校訂版 、春秋社) はじめより 抜粋・要約
さらに、
音楽には楽器の選択よりも大切なことがあります。
それは音楽性、構造への理解とその構築、正しいテンポ感、アーティキュレーション
や装飾音を音楽的、かつ様式に反することなく処理すること、
感情の移入、感情の変化の表現、音楽的な象徴性を理解することなどです。
『バッハ 演奏法と解釈』第6章 響きの問題(著:パウル・バドゥーラ=スコダ、全音楽譜出版)より抜粋

菊地 裕介先生 プロフィール
1977年東京生まれ。1994年日本音楽コンクール第2位。
高校卒業と同時に渡仏し、ローム・ミュージックファンデーションより助成を受け、パリ国立高等音楽院高等課程を経てピアノ研究科を修了したほか、
5つの一等賞を得てピアノの他に歌曲伴奏、作曲書法の高等課程を修了。
文化庁芸術家在外研修制度の助成を受け、ハノーファー音楽大学に学びドイツ国家演奏家資格を取得。
皆川紀子、加藤伸佳、ジャック・ルヴィエ、アリエ・ヴァルディの各氏に師事。マリア・カルナス、ポルト、プーランクコンクール優勝、またジュネーブ、ベートーヴェンなど、数多くの国際コンクールに入賞する。東京藝術大学の講師に招かれ、2007年に帰国後「菊地裕介メシアン生誕100年プロジェクト・幼き子イ
エスに注ぐ20のまなざし アーメンの幻影全曲演奏」「バッハ無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ピアノ独奏版編曲」など精力的な活動を展開。
ベートーヴェンピアノソナタ全32曲、ラヴェルピアノソロ作品全集(オクタヴィア・レコードTRITON)など録音も多数。
欧州の多くの国々でリサイタルを開催、また多くのオーケストラと共演を重ねている。
国内では東京交響楽団、東京都交響楽団、東フィル、東京シティフィル、仙台フィル、大阪シンフォニカーなどと共演。
室内楽では清水和音、永野英樹とのピアノデュオやオーボエの巨匠モーリス・ブルグ、若手ではフルートの瀬尾和紀との共演など、いずれも好評を博している。
演奏活動の傍ら、現在は東京音楽大学専任講師、名古屋音楽大学客員准教授、他秋吉台ミュージックアカデミーなど、各地にてセミナー、マスタークラスの講師、及び
コンクール審査等を務める。
お問い合わせ カワイ名古屋 / TEL : 052-962-3939
MAIL : nagoya-shop@kawai.co.jp
イベント分類
  • 音楽知識講座
  • 演奏法講座
  • 指導法講座

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