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9/26 カワイコンサート2025 JJ ジュン・リ・ブイ ピアノリサイタル 開催レポート

日中の暑さも少し和らぎ、朝晩が過ごしやすく感じられるようになってきた9月26日、福岡市のベッドタウンとして発展を続けている福岡県大野城市にある大野城まどかぴあ大ホールにJJ ジュン・リ・ブイさんをお迎えして、カワイコンサートが行われました。
2021ショパン国際ピアノコンクールにおいて、当時17歳で最年少ファイナリストとして第6位入賞、そして、2024年に行われた第12回浜松国際ピアノコンクールでも最年少ファイナリストとして第4位入賞など、華々しい受賞歴を持つ今、注目の若手ピアニスト、JJ ジュン・リ・ブイさんの演奏を楽しみに足を運んでいただいたお客様の期待と熱気で会場は最高潮に盛り上がっています。
 
開演ベルが響き、JJ ジュン・リ・ブイさんがステージへ…ゆったりとお辞儀をした後、ピアノへ向かいます。圧倒的な集中力に会場は静まり返り、1曲目、J.S.バッハ作曲(ヘス編曲):カンタータ『心と口と行いと生活で』BWV147より「主よ、人の望みの喜びよ」が始まりました。静けさの中に良く耳にするテーマが柔らかく、光が差したような表現に引き込まれます。続いて2曲目、F.シューベルト作曲:即興曲第4番 変イ長調 Op.90-4、3曲目、L.v.ベートーヴェン作曲:変奏曲とフーガ 変ホ長調 「エロイカ変奏曲」 Op.35と集中力は高まっていきました。観客は拍手を忘れるほどにJJの奏でる音楽に没頭し、魅了されました。
 
後半はR.シューマン作曲:ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.14、クララに恋焦がれるシューマンの想いを表すように激情的な第1楽章、揺れ動く心情を表す第2楽章、クララの主題に基づく4つの変奏で構成された第3楽章、そして激しく疾走するような第4楽章をパワフルに演奏し、会場の興奮は最高潮へ!
最後はV,ベッリーニ=F.リスト:「ノルマ」の回想 S.394 R.133、リストのパラフレーズ作品の中でも最高傑作であるこの曲、軽やかなアルペジオの中にある重厚なメロディーをダイナミックに弾き切り、最後の1音が鳴り響き、一瞬の沈黙の後「ブラボー!!」の声と共に万雷の拍手に包まれました。
 
アンコールはF.ショパン作曲:ワルツ15番 ホ長調 遺作、疾走感溢れるプレリュード Op.28-16、最後を飾るにふさわしい壮大で情熱的なプレリュードOp.28-24と3曲も演奏してくださり、スタンディング・オベーションが鳴りやみませんでした。
 
JJ ジュン・リ・ブイさんの奏でるShigeru Kawaiの繊細なピアニシモからダイナミックで壮大なフォルティシモまで多彩な音色とテクニック溢れる演奏に魅了され、とても幸せな時間でした。
 
九州支店 音教指導担当 工藤 江里子

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