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7/19(日)ヴィンセント・オン ピアノリサイタル 開催レポート

カワイコンサート2026
ヴィンセント・オン ピアノリサイタル
2026年7月19日(日)開場13:30 開演14:00
会場:FFGホール

梅雨も明け、夏らしい日差しが照り付ける7月19日、福岡市の中心、人通りも賑やかな天神地区にあるFFGホールにヴィンセント・オンさんをお迎えして、カワイコンサートが行われました。
2025年 第19回ショパン国際ピアノコンクールで世界的注目を集め、第5位入賞、及び聴衆賞第2位に輝いたヴィンセント・オンさん。2024年に行われた第19回シューマン国際コンクールでも第1位を受賞、その他のコンクールでも華々しい受賞歴を持たれていて、大注目の若手ピアニストの演奏に胸を躍らせながらご来場されたお客様の期待感と熱気で会場内のボルテージは最高潮!
 
ステージが明るくなり、ヴィンセントさんがステージに現れました。ゆったりと会場内を見渡しお辞儀をしてからの最初のプログラムはF.ショパン作曲:24の前奏曲 Op.28。美しい音色がお客様の心を掴み、集中力が高まります。大きな手と長い指から紡ぎだされる情感豊かな演奏に大満足のお客様、最後の一音が鳴り響き、一瞬の沈黙の後「ブラボー!!」の声と共に万雷の拍手に包まれました。
 
後半はF.メンデルスゾーン作曲:無言歌集 第8巻 Op.102、言葉のない”歌曲”として作曲された無言歌を美しく歌うヴィンセントさんの音色にお客様もうっとり。
最後はS.プロコフィエフ作曲:ピアノソナタ第8番 変ロ長調 Op.84。静けさから始まる第1楽章、後半に向けどんどん辛辣で熱情的な様相に。1楽章とはうって変わって穏やかで美しい第2楽章は茶目っ気があり親しみやすいメヌエット。つかの間の休息の後は煌びやかで疾走感溢れる第3楽章。難解な音の重なりが特徴的で複雑なリズムもなんのその!いきいきと楽しそうに弾きこなすヴィンセントさんに惹きこまれます。最後の一音が鳴り、本日2回目の「ブラボー!!」スタンディング・オベーションが鳴りやみませんでした。
 
アンコールは何と4曲も!!①J.S.バッハ作曲:平均律第2巻 第9番より「フーガ」、②F.ショパン作曲:ノクターン第15番 f-moll Op.55-1、③M.A.モーツァルト作曲:ピアノソナタ第13番 B-Dur K.333 第3楽章、④R.シューマン作曲:子供の情景より 見知らぬ国 Op.15-1、どの曲も大変素晴らしく、ヴィンセントさんを称える大喝采の拍手は鳴りやみませんでした。
 
ヴィンセント・オンさんの奏でるShigeru Kawaiは柔らかで優しい浄化されるようなピアニシモからダイナミックで男性的なフォルティシモまでしっかり表現されていて大満足!!素敵な音色に包まれて、幸せな時間を過ごす事が出来ました。
 
中国・九州営業部 九州エリア音教指導担当 工藤 江里子


  

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