PROGRAM
ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2「鐘」
13の前奏曲Op.32より
第3番,第5番,第10番,第11番,第12番,第13番
シューベルト:ピアノソナタ 第21番 変ロ長調 D960
※演奏曲目・曲順は変更になる可能性がございます。ご了承下さい。
Pianist Message
コロナ禍により、2年延期されましたこのコンサートが皆様にお聴きいただけます事を、心から嬉しく思っております。
前半はラフマニノフのトレードマークでもある「鐘」のプレリュードから始まり、ロシアの人々の様々な喜怒哀楽を伝える、やはり彼の代表的な曲集である「13の前奏曲集」から選りすぐった6曲を、後半はシューベルトが亡くなる年に作曲した最後のソナタをお届けします。このソナタはやや長い演奏時間の中に、シューベルトが感じ取り、想像を巡らせた様々な世界と心の模様が描かれた素敵な作品です。
皆様と共に、この美しさに満ちた音楽たちと過ごす時間を持てましたら大きな喜びでございます。
ご来場を心よりお待ち申し上げます。
東誠三
PROFILE
東 誠三 Seizo Azuma
真摯なアプローチから生まれる多彩な音色と、溢れる生命力によって紡がれる東誠三の音楽は、近年益々その評価を高めている。
1962年生まれ。東京音楽大学付属高校から東京音楽大学に進み、井口愛子、中島和彦、野島稔、片岡ハルコの各氏に師事。 1983年、第52回日本音楽コンクール第1 位。 同校卒業と同時に、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に留学。日本国際、モントリオール(カナダ)、カサドシュ(アメリカ)など、数多くの国際コンクールに入賞し、演奏活動に入る。
これまでに、ヨーロッパ、北米などでリサイタル、オーケストラと共演し、国内ではN響をはじめ、各地の主要オーケストラにソリストとして招かれている。1998年には、第24回ショパン協会賞を受賞。ソロ活動と共に室内楽にも強い意欲を示し、「ボア・ヴェール・トリオ」での活動をはじめ、 多くのトップソリストたちと絶妙なコラボレーションを聴かせている。
2008年より2012年にかけ、全8回のベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏会が三春交流館「まほら」にて開催され、好評を博した。2012年には、ジュネーヴ国際音楽コンクール・ピアノ部門の審査員を務めた。
CDは「ベートーヴェン:悲愴&告別ソナタ」、「ラ・カンパネラ~リスト名曲集」、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏会シリーズのライブ録音全9集等、これまでに多数リリース。いずれも高い評価を受けている。また、「前橋汀子~ヴァイオリン名曲100選」をはじめ、共演盤も数多い。
現在、活発な演奏活動と共に、東京藝術大学教授、東京音楽大学客員教授、スズキ・メソード特別講師長として後進の指導も行っている。また、近年では、日本音楽コンクールをはじめ、数々のコンクールの審査を務める他、フランスの「MusicAlp」夏期音楽アカデミー&フェスティバルに招かれている。日本ショパン協会理事。
【ご来場のお客様へ】
新型コロナウイルス感染症対策には万全を期して対応して参ります。
お客様に於かれましても以下項目等につきご理解とご協力をお願い致します。
1. 会場内の密を避け、適切な間隔を保つため、状況に応じて入場制限を致します。
2. チケットご購入の際に連絡先をお報せ頂くことがあります。この情報は必要に応じて
保健所等関係機関へ提供され得ることをご理解下さい。
3. 当日又はその前数日の間で発熱や体調の悪さが生じた方は来場をご辞退下さい。
4. ご来場の際はマスクの着用を徹底してお願い致します。
5. 出演者への贈り物、お花等のお渡し、お預けはご遠慮下さい。
6. 終演後のご面会、撮影会、サイン会等は中止とさせて頂きます。
※今後の新型コロナウイルス感染拡大状況により開催内容変更が生じる場合がございます。
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