ストップとは？

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オルガンの音色選択機構のことです。

チャーチオルガンの鍵盤の上部には白いタブレットが並んでいます。この内・・・8’、・・・2’・・・IVなどと書かれて、音色を選択するタブレットを「ストップ」と呼んでいます。

音色を選ぶ機構なのに“STOP”というのには違和感を感じますが、実は中世時代のパイプオルガンは鍵盤を押すと全ての列のパイプが同時に鳴ってしまったのです。この問題点を器用な職人は知恵を出して、『スライダー』と言うからくりを発明しました。これにより必要のない音色を“ストップ”出来るようになり、“STOP”という名称になったのです。