PROGRAM
ショパン:3つのワルツ Op.34
ショパン:ノクターン 第17番 ロ長調 Op.62-1
ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 「葬送」 Op.35
ドビュッシー:前奏曲集 第2巻 より 第2曲「枯葉」、第4曲「妖精は良い踊り子」、第12曲「花火」
ラヴェル:夜のガスパール
プログラムに寄せて
ショパンの聖地ポーランド、晩年を過ごしたフランスのノアン、時代を超えショパンゆかりの地を訪れた経験と、ショパンの代表作、「葬送」を作曲し始めた年齢に私自身も突入し、今だから表現できる演奏をお届け出来ればと思います。ショパンから多大な影響を受けたドビュッシー、ラヴェルの作品を通じてショパンの繊細美が現代のフランス音楽へどのように受け継がれたのか、皆様にお楽しみいただけましたら幸いです。
PROFILE
藤澤 亜里紗 (ふじさわ ありさ)
東京都出身。東京音楽大学ピアノ演奏家コースを経て、同大学院音楽研究科器楽専攻鍵盤楽器研究領域(ピアノ)修士課程を首席修了。
現在エコールノルマル音楽院にてパスカル・ロジェに師事。
第58、60、63回全日本学生音楽コンクール東京大会各入選、日独交流150周年JML第20回日独青少年交流コンサート日本2010に出演、翌年6月招待演奏者としてドイツ各地にてツアーコンサートに参加、第41、43、46回ピティナピアノコンペティション特級セミファイナリスト 、第2回リスト国際音楽コンクール(イタリア) Piano performance award部門1位、Piano Solo部門1位、第3回ノアンフェスティバル ショパン イン ジャパンピアノコンクール1位及びショパンナイト賞、翌年フランスにて、ノアンフェスティバル ショパンナイトに出演、2022年グランプリ ヴィルトーゾ国際音楽コンクール(フランス)1位、第1回 IMC国際音楽コンクール(フランス)1位、第1回ドビュッシー国際ピアノコンクール1位及びドビュッシー賞、2023年Orbetello国際ピアノコンクール(イタリア)第1位、第2回サンソン・フランソワ国際ピアノコンクール(フランス)フランス音楽賞。
国内のみならず、ドイツ、フランス、イタリア、ハンガリー、ポーランドなど、国外においても音楽祭や演奏会に多数出演。
これまでに鷲見加寿子、石井理恵、島田彩乃、佐藤由紀子各氏に師事。
公益財団法人日本芸術協会奨学生。
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