PROGRAM
バッハ:パルティータ 第2番 ハ短調 BWV 826
平均律クラヴィーア曲集 第2巻 より 第4番 BWV 873
モーツァルト:ロンド ニ長調 K.485
シューベルト:楽興の時 Op.94 D.780 より 第1番 ハ長調、第3番 ヘ短調、第6番 変イ長調
フィールド:ノクターン 第1番 変ホ長調 H.24
ノクターン 第5番 変ロ長調 H.37A
ノクターン 第10番 ホ短調 H. 46B
ベッリーニ(Maria Leszczyńska-Thieu編):6つの室内アリエッタ より マリンコニーア、やさしいニンファ
ショパン:ノクターン ホ短調 Op.72-1(遺作)
2つのノクターン Op.55
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
バ
ラード 第3番 変イ長調 Op.47
PROFILE エヴァ・ポブウォツカ(Ewa Pobłocka)
第10回ショパン国際ピアノコンクールで第5位入賞。同時にマズルカ賞も受賞。1977年ヴィオッティ国際コンクール優勝、1979年ボルドー国際コンクール優勝。現在のグダニスク音楽院にて、ズビグニェフ・ジェヴィエツキ、イェジー・スリコフスキ各氏に師事し1981年首席で卒業。ハンブルクの大学院でコンラート・ハンゼンに師事の後、ルドルフ・ケーレル、タチアナ・ニコラーエワ、マルタ・アルゲリッチ等に師事。これまでにヨーロッパ、北米、中国、南アフリカ、インドネシア、シンガポール、韓国、日本、オーストラリアなど世界各地の主要コンサートホールにおいて公演を行うほか、各国の著名オーケストラにソリストとして招かれている。バロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、ドイツ・グラムフォン、ビクターなど各社からリリースされた50タイトルを超えるCDの多くが賞を受賞し批評家からの高い評価を得ている。中でもカワイSK-EXで録音をしたNIFCレーベルの最新CD「バッハ平均律クラヴィーア曲集 第1巻」が、グラムフォンマガジンおよびレコード芸術で特選盤に選ばれた。
優れた教育者としても知られており、現在はポーランド国立ビドゴシチ音楽アカデミーで指導にあたる。日本でも過去に東京藝術大学、名古屋芸術大学にて客員教授を務めた。
世界各地でマスタークラスを実施するほか、ショパン国際ピアノコンクール、ルービンシュタイン国際ピアノコンクール、浜松国際ピアノコンクールなど、多くの主要国際ピアノコンクールの審査委員も務めている。
執筆も意欲的に取り組み、著書「Forte-piano」を2021年に出版。ポーランドでのラジオにて「Start with Bach」「Bach’s Cases」2つの番組が放送されたほか、平均律クラヴィーア曲集CD録音の完結、ロンドン・ウィグモアホールでのバッハリサイタルシリーズ2021~22など成功を収めた。