ギジェルモ・エルナンデス・バロカル Guillermo Hernández Barrocal
2008年、スペインのバリャドリード生まれ。
8歳からピアノを始め、13歳でバリャドリード音楽院の専門課程を修了。マドリードのカタリナ・グルスカ高等音楽センターの奨学金を得て、アンドレイ・ヤロシンスキーのもとで4年間研鑽を積む。2023年からはガリーナ・エギアザロヴァに学び、その後、第18回ショパン国際ピアノコンクール第3位のマルティン・ガルシア・ガルシアに2025年8月まで師事した。現在はニューヨークのマネス音楽院にて、ジェローム・ローズ教授の指導のもと学士課程に在籍している。
これまでにジュゼップ・コロン、ホアキン・ソリアーノ、ファビオ・ビディーニなど名だたるピアニストのマスタークラスに参加し、スペイン、イタリア、アメリカの権威あるサマープログラムにも奨学生として選出されている。
幼少期より国内のコンクールを席巻し、国際舞台においてもペルニク国際コンクール(ブルガリア)第1位、セザール・フランク国際ピアノコンクール(ブリュッセル)第2位、若いピアニストのためのショパン国際ピアノコンクール(ルガーノ)第2位、クリーブランド国際ピアノコンクール・ヤングアーティスト部門セミファイナリストなど、華々しい成績を収める。
2025年8月、東京で開催された第5回Shigeru Kawai国際ピアノコンクールにおいて第1位および聴衆賞を受賞。この快挙により、国際舞台で最も期待される若手ピアニストの一人として確固たる地位を築いた。
演奏活動も多岐にわたり、2023年夏にはショパン研究所の招聘でポーランドのジェラゾヴァ・ヴォラ(ショパン生家)にてリサイタルを開催。同年9月にはローザンヌ音楽祭でマルタ・アルゲリッチと共演。ニューヨーク、オーランド、ローザンヌを含む世界9カ国で演奏を披露している。2024年末にはマドリード国立音楽堂にて初のソロリサイタルを開催、2025年にはジローナ王女賞芸術部門のファイナリストにも選出された。
11歳でベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を演奏しオーケストラデビュー。以来、カスティーリャ・イ・レオン交響楽団やマラガ・フィルハーモニー管弦楽団等と共演を重ね、テレビやラジオの音楽番組にも多数出演している。2021年6月、自身の音楽に深い影響を与えたシューマン、リスト、ショパンの作品を収めたデビューアルバムをリリースした。