Professional Grand Piano

GX Series

Concept

圧倒的な表現力を、
その手に。

伝統のクラフトマンシップと革新の技術が融合した、日本製グランドピアノ「GXシリーズ」。
軽やかなタッチと豊かな響きが、弾き手の繊細な感情までも音にします。
「テクニックを超え、音で想いを伝えたい」――そんな次の一歩を踏み出す、成長する手にこそふさわしい。

圧倒的な表現力を、その手に。

ピアニストの声
私が在籍していた東京音楽大学の練習室には沢山のカワイGXシリーズが入っておりましたので、かなり身近な存在でした。 カワイといえば今はシゲルカワイという言葉を耳にする機会が増えましたが、GXシリーズも全く劣らないと思っています。

個体によって特性が様々なのでGXシリーズの事をまとめて言葉にするのは難しいですが、とてもなめらかで柔らかくて、 それでいてしっかり芯のある音が出せるピアノだと思います。

GXも色々な大きさがありますが、フルコンサートグランドピアノを弾いているかのような響きを感じる瞬間もあります。 パキパキしてひとつひとつの音が独立し過ぎている訳ではないので、練習室のような大きくない空間でも響きがまとまり、 弾き心地が良い感覚がありますので、初めてグランドピアノを弾く方でも良い意味で扱い易いピアノだと思います。
ピアニスト佐川 和冴
GXは素晴らしい「歌い手」です。特に中音域で非常によく歌います。中音域を弾いた時には美しく、豊かに歌うような特質があります。弾いていると、地に足がついているようなしっかりとした手応えを感じながら、柔軟さや繊細さもあって、本当に歌っているように感じます。

GXは私にとっては時々、ピアノの音に聞こえないことがあります。長いフレーズを弾いていると、ハンマーが弦を叩いている音とは思えない音が聞こえてきて、実際にハンマーがあることを忘れてしまうのです。まるで音が途切れることなく自然に続いていくような感覚で、ピアノがとても心地よく歌っているように感じて、すごく素敵な音色だと思います。
第13回 シドニー国際ピアノコンクール優勝
ピアニストジョンファン・キム

佐川和冴氏

グリュンフェルト:《ウィーンの夜会》ヨハン・シュトラウスのワルツ主題による演奏会用パラフレーズ Op.56

ジョンファン・キム氏

ショパン:子守歌 Op.57

シルヴァン・ジング氏

ミード・ルクス・ルイス:ホンキートンク・トレイン・ブルース

ジョンファン・キム氏による
カワイグランドピアノGXの音色もお楽しみください

Touch

指先が語り出す。
表現力は、タッチから生まれる

Tone

感動を生む。心の奥に届く音が、表現力を深くする

Craftsmanship

静かに宿る。一音一音に込められた、
職人の表現力

見えない部分にまで妥協しない日本のものづくり。手仕事の精度と感性が、一台一台に込められた音の信頼を支えています。

二代目社長・河合滋の手により、1980年当時にはグランドピアノ専門工場としては世界最大級の規模となる竜洋工場が完成。

1万5千本あまりの樹木が植えられ、「森の中の緑の工房」と呼ばれるこの工場には、「ピアノは本来一台一台丹念につくりこんでいくもの」という創業時からの精神が連綿と受け継がれています。

熟練職人たちによる「匠の技」と最新の「科学の技」が共存するカワイ竜洋工場。最新の科学技術による研究によって、ピアノは日々進化してゆきます。

Lineup

ラインナップ

GX-7

標準価格(税込) 4,565,000円(税抜 4,150,000円)

高さ
102 cm
間口
157 cm
奥行
229 cm
重量
400 kg
外装仕上げ
黒塗艶出し塗装仕上げ