ナワとびピョン
年中の男の子ですが、縄とびの前とびがなかなかとべません。
どのようにしたらとべるようになりますか。
A
ナワをとぶには手と足の動きが反対になり、しかも、その二つの異なる動きをタイミング良く連続して繰り返さなければなりません。また、ナワをとぶ動きを考えると、一定のリズムでとんだり、ナワの操作方法(ナワへの力の伝え方)も重要となります。
この動きが身に付く前にナワを使ってくり返しとんでも、なかなかとぶ動作には結びつきません。とべれば楽しいナワあそびも、できないことのくり返しでは、ナワ嫌いになりかねません。
親子で楽しく遊んでみましょう。とぶ動作を身につける近道だと思います。
3回に分けて紹介しますので楽しみにしてください。
協応動作
手足グーパーとび
親子で向かい合い、互いに手足を同時にグー・パーと交互に動かします。グー・パーのリズムを変化させます。同様に足がグーの時は手をパーと反対に動かします。
ジャンプでパン
親子で向かい合い、互いにその場でジャンプし、空中で手をたたきます。
※各あそび、10回を目標に続けましょう。
※足の裏を全て着かずにできるだけつま先だけでとびましょう。
リズムあそび
手つなぎジャンプ
子どもと手をつないで、一緒にとびます。「1,2,3・・」と数を数えながら行ったり、速さを変化させます。
長座とび
親が長座、子どもが脚の上を左右にリズムよくとびこします。
グーパーとび
長座姿勢で互いに脚を開閉しながらリズムよくとびます。(脚の動きは親と子で反対)
- ※頭が前後に動かないようにとびましょう。
- ※大きく動く時は目標物を見ましょう。
- ※各あそび、10回を目標に続けましょう。
ナワの操作 <ナワ1本>
片手横まわし
片手に両方のグリップを持ち、からだの横でまわします。同様にからだの前や頭の上でまわしたり、からだの左右で交互に8の字でまわします。
前〜後おくり
前とび姿勢から、ナワをからだの前、後ろに動かします。(とぶ動作はしません)
<ナワ2本>
両手まわし
両手に一本ずつ両方のグリップを持ち、からだの横でまわします。
両手まわしあるき
両手に一本ずつ両方のグリップを持ち、からだの横でまわしながら歩きます。同様に走ったり、両足ジャンプをします。
※まわす時は力を入れすぎないでゆったりまわしましょう。
カワイ体育教室の先生はあそびの引出しがたくさんあります。聞いてみましょう。