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アップライトピアノ購入時の不安を解消 後悔しないためのポイントを紹介

2023.10.1214,872 views

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「せっかく高額なピアノを買うのだから、後悔したくない。」

「アップライトピアノを買うときに、気をつけるべきことを知りたい。」

アップライトピアノの購入を検討している方には、こういった不安や疑問を抱えている方も少なくないでしょう。

アップライトピアノの購入は、よく「一生に一度のお買い物」と言われています。

アップライトピアノという大きなお買い物をするならば、長く弾き続けられるものを選びたいですよね。

そこで今回は、以下のことについて解説します。

  • アップライトピアノ購入の際に不安を感じるポイントと解決策
  • アップライトピアノを長く使い続けるために気をつけるべきこと

「アップライトピアノを購入したいけど漠然とした不安がある」、「アップライトピアノの購入で後悔したくない」と考えている方はぜひ最後までご覧ください。

アップライトピアノを購入の際に不安に感じるポイントと解決策

アップライトピアノ購入に関する不安点は、主に次の5つが挙げられます。

  • 設置するスペース
  • 重さによる床への負担
  • 近所との騒音トラブル
  • 引っ越しに際する移動
  • モチベーションが続かず弾かなくなること

この5つの懸念について、解決策も含めて詳しく説明します。

サイズが大きくてスペースが確保できない

アップライトピアノの購入にあたり、まず考えてしまうのが置き場所。アップライトピアノは、かなりのスペースを取ると思っている方も少なくないでしょう。

アップライトピアノの大きさは、横幅約150cm、高さ120cm、奥行き約60cm程度が一般的です。畳一畳の大きさは京間で191cm×95.5cm、江戸間で176cm×87.8cmですので、実はこの大きさであれば、ピアノは一畳ほどの面積があれば設置できます。電子ピアノもピアノと同じ鍵盤を88鍵使っており、間口自体はアプライトピアノとほぼ変わりません。奥行きも大型のものなら10㎝強しか変わりません。つまり電子ピアノを置くスペースがあれば、アップライトピアノも間違いなく置けますよ。

俯瞰図01_OL


ピアノを設置するなら、リビングがおすすめです。住居の中心で家庭の団らんの場であるリビングにピアノを設置すれば、子供達だけでなく家族全員でピアノの演奏を楽しめます。家族でピアノの楽しさを共有できれば、ピアノ演奏のモチベーションもグンと上がるはずですよ。
小さなお子様は自分の部屋があってもリビングで宿題をしたり、母親の近くに居たがることも多いと思います。リビングなら例えば保護者の方が食事の支度をしながら練習を見守ることも可能なので、お子様が小さいうちはリビングに置いて頂くのがベストでしょう。

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重くて床への負担が心配

ピアノには莫大な重さがあり、設置すると床に負担が掛かるという漠然としたイメージがあるのではないでしょうか。

しかし、実際のアップライトピアノの重量は194〜278kg程度とされています。これは、体重80kgの成人男性3人分程度。家具に例えると、約500冊の本をびっしり詰め込んだ本棚と同じくらいです。そう考えると「あれ?意外と大丈夫かも…。」と思いますよね。

一般的な住宅は、1㎡にあたり180kgに耐えられるように設計することが、建築基準法施行令により義務づけられています。そのため、アップライトピアノの重さに床が耐えられない住宅は稀です。

さらにアップライトピアノには、4つのキャスターが床に接しているので、1㎡あたりの重量は分散されています。一般的に、建築基準に収まっている家屋ならピアノの設置は可能です。

近所から騒音の苦情が来る

ピアノを演奏するうえで気になるのは騒音問題。特にマンションなどの集合住宅などは、隣や上下の階にある部屋への配慮が必要です。

騒音問題を未然に防ぐために気をつけるべきことは、ピアノを演奏する時間帯です。特に夜の時間帯は、ご近所でも学校から帰宅し家族団らんのリラックスタイム。その中でも就寝の可能性がある時間帯には配慮が必要です。

一般的には、朝9時から夜8時頃までが近所迷惑になりにくいとされています。地域ごとに住宅条例などで、時間帯別の許容騒音レベルが決められていますので、事前に調べておくのも良いでしょう。

また、一般的なアップライトピアノには音が小さくなるマフラーが装備されていたり、音を消してヘッドホンで演奏を聴ける消音ピアノといわれているものもあります。

さらに、設置場所に気を配ることも、防音対策に繋がります。

例えば、マンションでの設置については、和室に置くと良いでしょう。フローリングに比べ畳はすごく優秀な吸振材になるので、ピアノの振動を吸収し、階下への音の伝わりを軽減してくれます。アップライトピアノは背面に響鳴板があり、そこから壁に向かって音が出ていくので隣家に面した壁に置かないようにする工夫をすると、隣家に抜ける音は軽減できます。

このように、ピアノの音の対策のための用品や防音ルームまで、簡易的なものから本格的なものまで用意されています。家族や近所に仕事などの事情で朝方に就寝する人がいたり、演奏時間を工夫するだけでは解決しない場合は、ぜひ検討してみてください。

引っ越しが多くて移動が面倒 

その大きさと重さから、アップライトピアノは簡単に移動できないのが難点。とくに転勤などで引っ越しが多いご家庭にとっては悩みの種となるでしょう。

そんなときは、ピアノ運送を専門とする業者に依頼しましょう。大手業者であれば、全国どこでも配送対応できる場合が多いです。

ピアノ運送の相場は、ピアノの重さや走行距離によりますが、およそ3万〜5万円程度とされています。階段の上げ下げやクレーン車の使用など、オプションの有無によって価格も上下します。正式に依頼する前に、まずは見積もりを出してもらいましょう。

すぐにピアノをやめて弾かなくなる

ピアノへのモチベーションも、不安材料の一つ。ピアノを購入してもすぐに飽きてしまい、弾かなくなってしまうのではないかと心配する人も少なくありません。

 しかし、ピアノはおうちにあるからこそ、習慣化しやすく長続きすると言われています。

 例えば、体を鍛えようとジムに通い始めたとしましょう。最初のうちはモチベーションが高く通い続けられますが、仕事や学業が忙しくなると、ジムに通うまでが面倒になってきます。やがて運動に対するモチベーションが下がり、ジムを辞めてしまうのです。

それよりも、トレーニング器具を購入し自宅においてあった方が、自宅にいる間はいつでもトレーニングができます。時間さえあればいつでもトレーニングができ、トレーニングするために外出する手間が省けるので、結果的に習慣化するのです。

自宅にあった方が長続きするというのは、ピアノも同じ。自宅で毎日目にするからこそ、ピアノへの意識が高まります。練習したいときにすぐ練習できるという手軽さから、モチベーションも下がりにくく、結果的に長持ちします。

 

アップライトピアノ購入で後悔しないために、そして長く使い続けるために気を付けること

ピアノ購入者において最も満足感を感じられるお買い物は、長く使い続けられるピアノを手に入れられること。何世代にもわたって弾き続けられるピアノを購入できたら、多少値が張ったとしても悔いが無いお買い物ができますよね。

そこでここからは、ピアノを長く使い続けるために気をつけるべきポイントを6つご紹介します。

 

ピアノを購入する目的を明確にする

ピアノ購入を検討する際最も重要視するべき点は、何のためにピアノを購入するかということです。

ピアノの演奏技術を上達させるため、ピアノ演奏を楽しむため、ピアノの音色を効いて癒やされるためなど、ピアノを購入する理由は人それぞれ。その目的に合わせて適切なピアノを購入することが、後悔のないピアノ購入の鍵となります。

例えば、プロのピアニストを目指すのであれば、クオリティの高い専門的なピアノを選ぶ必要があります。それに対し、趣味として楽しむのであれば、予算をあまり掛けずインテリアに馴染むピアノの購入も視野に入れられるでしょう。

ピアノに触ることを習慣化させる。

ピアノを続けるためには、少しでもピアノに触れることを習慣化させることが大切です。初めのうちは、5分程度の短時間でも良いので、毎日決まった時間に必ずピアノに触れることをルールにすると良いでしょう。

お子様にピアノを続けさせるために保護者ができること:演奏を聞いて褒めてあげる。

ピアノの演奏技術は反復練習でのみ習得できます。しかし同じことの繰り返しは根気が必要ですが、お子様一人だけで練習を続ける事は非常に困難です。「練習したの…?上手に弾けたね…。」と言うお声かけと、出来る限り演奏を聞いてあげて褒めて頂く事によりお子様は頑張って練習をする様になります。練習すればするほど上手に弾けるようになり、上手に弾けたら面白くなって練習する意欲が芽生えて来てどんどんと上達していきます。保護者の方のご協力次第でお子様は喜んでピアノを練習してくれるようになり、長くピアノを楽しむことが出来る様になるのです。

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1週間ほど欠かさずピアノに触れていれば、やがてピアノを練習することが習慣化していき、毎日の歯磨きのようにピアノを練習しないと落ち着かない気分になります。

こうした日々の積み重ねによりピアノが上達していけば、思い切ってピアノを購入した甲斐があったと実感できるでしょう。

コンパクトな小型アップライトピアノを選ぶ

従来は120〜130cmの背の高いアップライトピアノが一般的でしたが、近年では高さ110cm台で横幅や奥行きも若干小さい小型アップライトピアノが増えています。

こうした小型アップライトピアノは、限られたスペースでも設置しやすくお部屋に圧迫感が出にくく、音量も大きくなりにくいので、家庭への導入におすすめです。また、従来のピアノよりもやや軽量なので、若干ですが引っ越しなどの移動もしやすくなります。

一般的な家庭環境に取り入れやすく維持しやすいので、長く使い続けるなら、小型アップライトピアノを選ぶことも検討してみてください。

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コンパクトサイズ、4色カラーバリエーションが人気のアップライトピアノ「NF-15」。
公式サイトには、オンラインショップ限定色「ショコラ」も販売しています。

防音対策について考える

演奏する時間帯を決めたとしても、生活のペースが変わってしまうこともきっとあるはず。さらに、ピアノは消音機能を使えば音漏れの心配は無いと思われがちですが、必ずしもそうではありません。

鍵盤を叩いたときの振動やペダルを踏んだときの振動、椅子を動かしたときの振動などが近隣の部屋に伝わり、騒音問題に発展してしまうこともあるのです。

そのためピアノを長く使い続けるには、やはり徹底した防音対策についても考えておいた方が良いでしょう。

ここからは、比較的簡単にできる防音対策を4つご紹介します。

 

防音マットを敷く

音が床に伝わるのを防止する防音マット。ピアノの下に敷いておくことで、楽器の音はもちろんのこと、椅子を動かす音や足音、その他の生活音も抑えられます。床はピアノの音が最も伝わりやすい箇所なので、防音マットを敷くことは非常に効果的な防音対策と言えるでしょう。

防音マットを選ぶ上で重要なのが、厚さと重さです。厚みのあるマットほど音が吸収しやすく、重さのあるマットほど密度が高く防音効果が高いことが一般的です。アップライトピアノの場合、5〜10mm程度の厚さが目安とされています。

その他にも、抗菌・防臭効果や防ダニ効果、床暖房対応など製品によって付随機能が異なるので、設置スペースの環境などを考慮し、最も適切なものを選ぶと良いでしょう。

防音パネルや毛布をピアノの後ろに入れる

防音パネルは、壁に伝わる音の振動を防ぐことで防音効果を発揮します。ピアノと壁の間に挟んで設置するだけで、ピアノの音を吸収し反響や拡散を防止します。隣の部屋への音漏れを防ぐのに便利です。

また、防音パネルの代用品として、不要になった毛布や布団をピアノの裏と壁の間に挟む方法も、簡易的ではありますが防音効果が期待できます。防音パネルをすぐに用意できないときなどの一時的な防音対策や、身近なものを使用してなるべく予算を掛けずに防音対策を行いたいときにおすすめです。

二重窓を後付けする

「お部屋に防音室を設置するまでは予算的に無理」という方には、まず窓の防音対策をおこなうことをおすすめします。楽器の音が建物の外へ漏れてしまう1番の原因が、窓です。ピアノの音が外へ漏れてしまうと、周囲の住宅や建物へと伝わってしまい、騒音トラブルを引き起こしてしまうこともあります。外部への音漏れを防ぐには、窓にも一工夫する必要があります。

1番おすすめの方法が、二重窓を後付けすることです。二重窓を取り付けることにより、音が侵入する原因である隙間を防ぎ、音が窓を通過することを軽減できます。

また、二重窓の取り付けを行うと、外部から来る音の侵入を防ぐことも可能です。より演奏に集中できる環境を作ることも可能なので、外からの騒音に悩んでいる場合も、ぜひ取り入れてみてください。

万が一そのピアノが不要になった際、高価買取されるように良い状態を保つ

ピアノを長く使い続けるには、定期的にメンテナンスを行いピアノの状態を良好に保つことが大切です。ピアノは長期間弾き続けられると、調律の狂いだけでなく内部や外部に劣化や損傷が生じます。定期的にメンテナンスやクリーニングを行うことで、ピアノの寿命を延ばすことに繋がるのです。

また、良好な状態のピアノは高価買取してもらえます。万が一ピアノを使わなくなったとしても、気持ちよく手放せるように、常に良好なコンディションを保つようにしましょう。

 

まとめ

今回は、アップライトピアノを購入する際によく挙げられる不安点とその解決策、更に後悔しないためのポイントを紹介しました。

どんな買い物であれ、自分にとって満足感のある体験を味わいたいもの。決して安くないアップライトピアノの購入であれば、なおさら後悔したくはありませんよね。アップライトピアノの購入には様々な不安点がつきものですが、一つひとつ納得するまで検討し、最高の一台を見つけてください。

 

河合楽器製作所

ピアノ・電子ピアノといえばKAWAI
1927年創業の
鍵盤楽器メーカーです

これまで100年近くにわたり、世界各国にたくさんのピアノ・電子ピアノを届けてきました。
国際コンクールやコンサートなどでは、世界中の多くのピアニストにご愛用頂いております。
「音楽を通じて、感動を共に分かち合いたい」
これは、永きにわたる楽器づくりの歴史から生まれたKAWAIの想いです。

河合楽器製作所コーポレートサイト

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