本物のグランドピアノのような弾き心地と豊かなサウンドを追求し、機能性にもこだわったKAWAI の ES120 Filo。そんな ES120 Filo を、シンガーソングライターとして活躍するヒグチアイさんに実際に演奏していただき、率直な気持ちを伺いました。幼少期からアコースティックピアノを弾いて育ってきたヒグチさんは、ES120 Filo についてどのような感想を抱いたのでしょうか。
※本インタビューは2022年5月に行われたものです。
Contents
ヒグチアイさんが求める理想の電子ピアノ
「生ピアノでできること」を実現できる電子ピアノ
――― ヒグチさんは、電子ピアノにどんなことを求めますか？
私は幼い頃から「生のピアノ」に触れてきたので、生ピアノ独特の弾き心地が体に染みついています。だからこそ、「生ピアノでできることを電子ピアノでできたらいいな」という気持ちが強く、なるべくアコースティックピアノに近い電子ピアノを選びたいと考えています。
ただ音が鳴るだけの電子ピアノではなくて、独特のタッチの感覚やサウンド、鍵盤から手が離れたときの音の余韻など、アコースティックピアノの特徴をしっかり再現できる電子ピアノが私は好きです。
ES120 Filoとのめぐり逢い
生ピアノのような弾き心地
――― 初めてES120 Filoを弾いてみていかがでしたか？
まず、触り心地が良いですね。タッチの感じも、軽すぎることも重すぎることもなく、長年アコースティックピアノを弾いてきた私にとって、凄く馴染みのある弾き心地です。
鍵盤を押し始めてから発音するまでの感覚、手を離した時に鍵盤が指に戻ってくる感じ、音が消えた後の余韻など、まるで本当にアコースティックピアノを弾いているようですね。
KAWAIらしいピアノサウンド
――― 音色についてはいかがでしょうか？
高音がキラッとしていて、すごくきれいに響きますね。低音は、グッと持ち上げてくれる感じ。派手なところは華やかに、落ち着いているところは落ち着いてくれる。まさに「KAWAI」の音そのものです。
バランスが取れていて、しっかりライブ映えするような豊かな音色なので、ライブハウスでの演奏に使えたら、より豊かな演奏になると思います。
「電子ピアノは小さい音の表現が難しい」とよく聞きますが、ES120 Filo の音色は表現力が豊かで、小さい音でもしっかり感情を乗せて演奏ができて、とても感動しました。
家庭に馴染むスタイリッシュなデザイン
――― デザインについてはどう感じましたか？
まさか、こんなデザインの電子ピアノが出るとは思いませんでしたね。色合いやボタンのデザイン、全てがスタイリッシュでおしゃれ。インテリアとして置いても良いんじゃないかな。普通に家に置きたいです。
家にアコースティックピアノを置くのは、スペースのことも考えなければいけないのですが、ES120 Filo ならコンパクトでスリムなので、家具を捨てたり大きい家に引っ越したりすることなくスマートに置けるので、その点からしても便利ですよね。頑張れば持ち運べるくらいの大きさなので、遠征用にも良さそう！
「今、弾きたい」がそのまま弾ける
――― ES120 Filo について、他に感じたことはありますか？
電源を入れるだけですぐに弾ける手軽さが素晴らしいですよね。何かを始める時って「面倒くさい」が一番の敵だと私は思っているので。
私は子供の頃、弾く前の準備が面倒で練習がすごく嫌いでした。でも、そんな私でもピアノの前に座って電源を入れるだけで、パッと始められるっていうのがいいですね。
Bluetoothスピーカーが搭載されているところも、すごく便利。私が楽曲の研究をするときは、いつもパソコンを操作して曲を再生しながら、コード進行や音色を分析したり採譜したりしていました。でも、このBluetoothスピーカー機能なら、スマートフォン内の曲を電子ピアノの本体からそのまま流すことができるので、楽曲のコピーやカバーをするときに、凄く重宝するんです。
本当に多機能で、「今、弾きたいな」を簡単に叶えてくれるピアノだと思います。私がもっと若い頃にこの機能があったら良かったなぁ…。
誰にでもおすすめしたい電子ピアノ
――― どんな方におすすめしたいですか？
まず、「これからピアノを始めたい」という方におすすめしたいですね。スピーカーやBluetoothなど、今すぐにピアノを始めるための機能がたくさん搭載されているので、最初の1台にはピッタリなんじゃないかと思います。
あとは、お子様向けとしてはもちろんですが、小さい頃にピアノを習っていた大人の方が趣味として再開した方、一人暮らしの方で仕事から帰ってきてピアノを弾きたいなぁという方にとってもおすすめですね。ピアノの前に座ればすぐに始められる手軽さが、普段仕事や学校に忙しい方のライフスタイルに馴染みやすいと思います。
それから、ES120 Filo のように、電源を入れるだけで思いのままに演奏できる電子ピアノっていうのは、プロのミュージシャンにとってもかなりありがたいものなんです。歌を録音したりデモを作ったりするには、パソコンを付けたり、インターフェースを繋げたり、いろいろと面倒なことが多いので、「試しにちょっと弾いてみたいな」と思っても億劫になってしまうんですよね。
だからこそ、ステージ用とは別に、ちょっとしたアイディアが思い浮かんだときに演奏するための２台目として持っておくのも良いと思います。
――― 最後に一言！
華やかで表現豊かな「KAWAIの音」を手軽に演奏できることは、音を聞く耳も豊かに育ち、演奏にも良い影響を与えると思います。小さいお子様にとっても、この音を聞いて育った方が良いんじゃないかな？この ES120 Filo を通じて「KAWAIのピアノ」を、もっとたくさんの人に知って欲しいです。
まとめ
普段からアコースティックピアノを愛用するヒグチさんも太鼓判を押すほど、弾き心地や音色、機能性など様々な魅力に溢れたES120 Filo。
これからピアノを始める小さいお子様から、趣味としてピアノを演奏したい社会人の方、更にプロのミュージシャンまで、あらゆる方におすすめしたい電子ピアノです。
