若年性認知症って何?
認知症とは、いったん発達した知的機能が低下して社会生活や職業生活に支障をきたす状態を表しています (※厚生労働省 認知症予防・支援マニュアルより)。
認知症は高齢者に発症する病気として一般的に認識されていますが、全国における18歳~64歳の年代の認知症者の数は、約4万人いるという調査があります。このような年代に発症する認知症が若年性認知症で、社会問題になっています。
原因の約7割が、脳血管性認知症(約4割)、アルツハイマー病(約3割)となります。
大事に至る前に、早期発見・早期治療し、進行を遅らせたり、回復を促したりすることは他の病気と同じです。「最近物忘れがどうも激しい」などの自覚症状を感じたら、年齢のせいと放置しないで、専門医に受診を受けることも良いでしょう。
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