ボールを投げる
年中の男の子ですが、ボールがうまく投げられません。
どのようにしたらスムーズな投げ方になりますか?
A
4・5歳児の投げるあそびを家庭で行うと、どうしてもボール投げやキャッチボールなどの直接的な遊びとなり、言葉掛けも手と足の関係やからだの向き、投げ出す方向など、技術的な説明になりがちです。今回はボールを使わない投げる動作のあそびを紹介します。親子でコミュニケーションをとりながら、楽しく遊んで巧みな動作を身に付けてください。
投げる
新聞紙へバシッ
平手で新聞紙をたたいてやぶります。バシッと大きな音が出るようにたたきます。1枚できたら、2枚、3枚でも行います。
タオルピッチャー
タオルを1本用意し、片方の端を結びます。結んでない方を持って、投げるまねをします。(実際にタオルは投げません)投げ終わった時、タオルがゆかにつくよう大きく腕を振ります。
紙鉄砲
紙鉄砲を折ります。勢いよく手を振り下ろして、「パン」と大きな音を出します。(強く振り下ろすことにより、風圧で折り込んだ部分が開き、大きな音が出ます)慣れてきたら斜め前方に腕を伸ばします。
メンコ
床に向かって叩きつけ、「バシッ」といった小気味良い音がでるようにうでを振ります。慣れてきたら2人(何人でも可)で順番に叩きつけ、相手のメンコを裏返します。
紙飛行機
紙飛行機を折ります。まっすぐ押し出すようにとばします。ちょうどよい力加減をみつけましょう。力を入れすぎても、弱すぎてもうまくとびません。押し出す方向を変えてみましょう。どの方向が良くとぶかな?
- ※これらの遊びは、投動作に共通する重要な運動技術(準備局面での肘の引き上げ、腕の振り、手首のスナップ、下体と上体への運動の伝道など)が含まれています。
投げる 小学校編
中央のマルに1度中ボールをバウンドさせ相手へ投げます。相手が取れなかったら1点、10回投げて点数の多い方が勝ちとなります。小ボールでも行います。
地面にマルを3つ書きます。ラインからボールをなげ、マルにボールを続けてバウンドさせます。10点→50点→100点と連続で入れば満点となります。
6m離れた場所から交互に小ボールを投げ、なわで作ったマルの中に置いてある大ボールに当ててマルから出します。マルから出したら勝ちとなります。
カワイ体育教室の先生はあそびの引出しがたくさんあります。聞いてみましょう。